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  災害時における道路の混乱を防止し、消防、避難、救助、救護等の応急対策活動を迅速に実施 するための交通の確保に関する計画は、次に定めるところによる。 

 

1  交通応急対策の実施 

(1)町が管理している道路で災害が発生した場合は、道路の警戒に努めるとともに、交通の危 険を防止するため必要と認めるときは、その通行を禁止し、又は制限するとともに迂回路等 を的確に指示し、関係機関との連絡を密にし、交通の確保に努める。

また、町が管理している緊急通行車両のガソリン等の確保に努めるものとする。

(2)消防吏員は、警察官がその場にいない場合に限り、通行禁止区域等において、車両その他 の物件が緊急通行車両の妨害となることにより災害応急対策の実施に著しい支障があると認 められるときは、当該車両その他の物件の占有者、所有者、管理者に対し、当該車両その他 の物件の移動等の措置をとることを命ずることができる。

(3)消防吏員は、(3)による措置を命ぜられた者が当該措置をとらないとき、又は、その命 令の相手方が現場にいないために当該措置をとることを命ずることができないときは、自ら その措置をとることができる。

この場合において、当該措置をとるためやむを得ない限度において車両その他の物件を破 損することができる。

2  道路の交通規制

(1)道路交通網の把握

災害が発生した場合、道路管理者及び北海道公安委員会

(

北海道警察

)

は、相互に綿密な連携 を図るとともに、関係機関の協力を得て、次の事項を中心に被災地内の道路及び交通の状況に ついて、その実態を把握する。

①  損壊し、又は通行不能となった路線名及び区間

②  迂回路を設定し得る場合はその路線名、分岐点及び合流点

③  緊急に通行の禁止又は制限を実施する必要の有無

(2)交通規制の実施

道路管理者及び北海道公安委員会は、次の方法により交通規制を実施するものとする。

①  交通規制を実施するときは、道路標識等を設置する。

②  緊急を要し道路標識等を設置するいとまがないとき、又は道路標識等を設置して行うこと が困難なときは、現場警察官等の指示によりこれを行う。

(3)関係機関との連携

道路管理者及び北海道公安委員会が交通規制により通行の禁止制限を行った場合には、関係 機関に連絡するとともに、あらゆる広報媒体を通して広報の徹底を図る。

3  緊急輸送のための交通規制

災害が発生し、災害応急対策に従事する者又は災害応急対策に必要な物資の緊急輸送、その他

応急措置を実施するための緊急輸送を確保する必要があると認めるときは、区域又は道路の区 間を指定し、緊急通行車両以外の車両の通行を禁止し、又は制限する。

(1)通知

北海道公安委員会は、緊急輸送のための交通規制をしようとするときは、予め、当該道路の 管理者に対し、禁止又は制限の対象、区域、区間、期間及び理由を通知する。

なお、緊急を要し、予め通知できない場合は、事後、直ちに通知する。

(2)緊急通行車両の確認手続

①  知事

(

十勝総合振興局長

)

又は北海道公安委員会

(

北海道警察

)

は、車両の使用者等の申出に より当該車両が、応急対策に必要な物資の輸送等の緊急通行車両であることの確認を行うも のとする。

②  確認場所

緊急通行車両の確認は、道庁

(

十勝総合振興局長

)

又は警察本部、方面本部、警察署 及び交通検問所で行う。

③  証明書及び標章の交付

緊急通行車両であると確認したものについては、各車両ごとに「緊急通行車両確認証明 書」、「標章」を交付し、当該車両の前面に標章を掲示させる。

④  緊急通行車両

ア  緊急通行車両は、基本法に規定する災害応急対策を実施するために使用される車両で次 の事項について行うものとする。

(

)

  特別警報・警報の発表及び伝達並びに避難勧告、避難指示(緊急)に関する事     項

(

)

  消防、水防その他の応急措置に関する事項

(

)

  被災者の救難、救助その他保護に関する事項

(

)

  災害を受けた児童及び生徒の応急の教育に関する事項

(

)

  施設及び設備の応急の復旧に関する事項

(

)

  清掃、防疫その他の保健衛生に関する事項

(

)

  犯罪の予防、交通の規制その他災害地における社会秩序の維持に関する事項

(

)

  緊急輸送の確保に関する事項

(

)

  その他災害の発生の防御又は拡大の防止のための措置に関する事項

イ  指定行政機関等が保有し、若しくは、指定行政機関等との契約等により常時指定行政機 関等の活動のために専用に使用される車両又は災害時に他の関係機関・団体等から調達す る車両であること。

⑤  事前届出制度の普及等

道、町及び地方行政機関は、発災後、当該車両に対して緊急通行車両標章を円滑に交付さ れるよう、輸送協定を締結した事業者等に対し、緊急通行車両標章交付のための事前届出制 度の周知を行うとともに、自らも事前届出を積極的にするなど、その普及を図るものとする。

(3)通行禁止又は制限から除外する車両

北海道公安委員会は、業務の性質上、道民の日常生活に欠くことのできない車両等、公益上 又は社会生活上通行させることがやむを得ないと認められる車両については、緊急通行車両

の通行に支障を及ぼさない限り、規制対象除外車両として通行を認める。

①  確認手続

ア  北海道公安委員会

(

北海道警察

)

は、車両の使用者等の申出により当該車両が、規制対象 除外車両であることの確認を行うものとする。

イ  確認場所

規制対象除外車両の確認は、警察本部、方面本部、警察署及び交通検問所で行う。

ウ  証明書及び標章の交付

規制対象除外車両であると確認したものについては、各車両ごとに「規制対象除外車両 通行証明書」、「標章」を交付し、当該車両の前面に標章を掲示させる。

②  規制対象除外車両等

ア  傷病者の救護又は医師の緊急患者の診断、治療のため現に使用中の車両 イ  報道機関の緊急取材のために使用中の車両

ウ  他の都道府県公安委員会又は知事の標章及び証明書の交付を受け、緊急輸送のため現に 使用中の車両

エ  次に掲げる車両のうち規制対象除外車両として、標章の交付を受け、かつ、当該目的の ため使用中の車両

(

)

  道路維持作業用自動車

(

)

  通学通園バス

(

)

  郵便物の収集又は配達のため使用する車両

(

)

  電報の配達のため使用する車両

(

)

  廃棄物の収集に使用する車両

(

)

  伝染病患者の受入れ又は予防のため使用する車両

(

)

  その他公益上又は社会生活上、特に通行させる必要があると認められる車両

(4)放置車両対策

①  北海道公安委員会は、緊急通行車両以外の車両の通行禁止等を行うため必要があるときは、

道路管理者、港湾管理者又は漁港管理者に対し、緊急通行車両の通行を確保するための区間 の指定、放置車両や立ち往生車両等の移動等について要請するものとする。

②  道路管理者、港湾管理者又は漁港管理者は、放置車両や立ち往生車両等が発生した場合に は、緊急通行車両の通行を確保するため緊急の必要があるときは、運転者等に対し車両の移 動等の命令を行うものとする。運転者がいない場合等においては、道路管理者、港湾管理者 又は漁港管理者は、自ら車両の移動等を行うものする。

③  道は、道路管理者である指定都市以外の市町村に対し、必要に応じて、ネットワークとし て緊急通行車両の通行ルートを確保するために、広域的な見地から指示を行うものとする。

 

4  災害時における交通規制等に関する事項 

(1)警察官は、その管轄区域内の道路が災害による決壊等で危険な状態が発生し、又はその状 況により必要があると認めるときは、道路交通法第5条第1項の規定に基づき、一時的に歩 行者又は車両等の通行を禁止し、制限するものとする。 

(2)警察官は、災害発生時において、緊急措置を行う必要があると認めるときは、道路交通法

第6条第4項の規定に基づき、一時的に歩行者又は車両等の通行を禁止し、制限するものと する。 

(3)警察官は、通行禁止区域等において、車両その他の物件が緊急通行車両の妨害となること により災害応急対策の実施に著しい支障があると認められるときは、当該車両その他の物件 の占有者、所有者、管理者に対し、当該車両その他の物件の移動等の措置をとることができ る。 

また、消防史員は、警察官がその場合にいない場合においては、同様の措置をとることが できる。 

 

5  応急復旧 

道路管理者は、災害応急対策に要する輸送を円滑に実施できるよう、道路橋梁等を速やかに復 旧するよう努めるものとし、重要かつ緊急を要する場合で自己の能力では復旧が困難であるとき は、他の道路管理者の応援協力を求め、なおかつ困難なときは、町長は知事に対し自衛隊の派遣 要請を求めるものとする。 

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